当院の取り組み

当院の取り組み | 平成21年

7月院内研修会 「防犯について」

今回は霧島警察署、生活安全刑事課課長代理の小坂様をお招きし、松城会全体の研修を行いました。

● 防犯の話に入る前に交通課長より交通事故の現状について伝えて下さい、との事でありましたので話をいたします。

  発生件数 昨年比
県内の人身事故 5820件発生 35件増
内 死亡 51名 11名増
けが 7121名 155名増
  発生件数 昨年比
管内の人身事故 528件発生 16件増
内 死亡 3名  
けが 646名 27名増

● 全体的には減少傾向にあるが、鹿児島県は増加、又霧島市も増加している

● 平成20年度

  • 交通事故死亡 5155名
  • 殺人事件死亡 1200名

で5倍近くが交通事故で死亡している

◎どうして交通事故が減少しないかというと、交通事故に対する考え方、運転者の認識が甘い、運転をするときは危険予知運転を心がける(人を疑って運転をする)

防犯について

● 振り込め詐欺に注意を
霧島地区 5名 金額合計で、1880万円被害にあっている
(事案1)
携帯にメールがあり、そこへ電話したら「サイトが解約になっていない」と云って初めに35000円支払い、他のサイトもあると最終的に410万円の被害
(事案2)
債務事務センターとか債務事務局という様な所よりハガキが送付され「ご主人がトラブルを起こし和解しないと裁判になる」といわれ奥さんはびっくりして75万円支払い、後で弁護士費用等々といわれ最終的に440万円の被害
(事案3)
500万円融資を受けるために、まず保証金が要るといわれ最終的には900万円の被害
他にもあるが、全国的に減少傾向にあるが、鹿児島県、徳島県は増加している
● おれおれ詐欺について
(事案1)
高校生名簿等の流出により電話帳でウメとかタケとか老人の名前を探して電話して「会社のお金を使い込んだので弁償しなければならない」と振込ませる
※防ぐために家族間で合言葉を決めておくことも一つの手段である
● 押し売りについて
布団の押し売りが来て40万円払う、更に上がりこんでいろいろと売りつけようとするので、来た時点で警察へ電話連絡するよう
● わいせつ事件について
当地区はわいせつ事件が多いので、特に女性の夜遅くの一人歩きには十分気をつけてください
● 忍び込み事件
寝静まった頃、鍵のかかっていない所から進入し物色、暑い日でも必ずカギをかけ戸締りを厳重にしてください
● 全国的に凶悪事件が多い
  • H16年  1500件
  • 19年  987件で600件近く減少
  • 20年  1013件で増加
今年度も20年度6月時点よりも増加している、殺人、強盗もあるが、自転車泥棒が増加しているので出来ることなら二重ロックをするようにして下さい

以上が防犯の現状です

不審者が入ってきた時の対応について
● 常に危機意識を持っていることが大事です
● 日・祭日等、受付に勤務者が少ない日は出入口を1ヶ所にする。
  • 可能であればビデオカメラの設置
  • 人の出入りをキャッチするセンサーをつける
● 役割分担を決め複数人で対応
● 相手を見る時は眼を見がちであるが、不審者と対応する時は相手の肩から下(特に手の動き)を見て置く
● さつまた、ほうき、棒等の準備を受付に備えておく
  • (相手が、凶器等を持っている時などについて道具、その他手技での実演で手本を見せてもらう)
● 相手を威嚇する場合
  • ほうきの先とか
  • 目つぶし用の砂の準備
  • 椅子を使っての防御
  • 消火器の使用等

※ いずれにしても生命が第一であるのでまずは声かけ「どのようなご用件でしょうか?」を行い不審な行動をとるようであれば110番通報をしてください、近くにいるパトカー等へ連絡し早く駆けつけられます。いずれにしても事があったら警察へ連絡を‼

(まとめ)
以上のような内容の話であったが、本日の話を参考にし松城会における防犯対応マニュアルを作成し万一の事態に備えたいと思います

5月院内研修会 「ワクチンについて」

21年5月院内研修会報告

今回の院内研修会は、ワクチン接種について万有製薬株式会社の池田様をお招きし、講演していただきました。
<肺炎について>
  • 肺炎は日本人の死因の第4位です。
  • 肺炎による死亡者の95%以上が65歳以上です。
  • 近年ペニシリン耐性肺炎球菌が増加しています。
  • 肺炎の最も多い原因菌は肺炎球菌です。
  • インフルエンザシーズンにおいては55%が肺炎球菌による肺炎です。
<肺炎予防の心がけ>
  • 手洗い
  • うがい
  • 運動
  • 入浴
  • 予防接種
  • ワクチンを接種しておくと、肺炎にかかっても軽い症状で済む効果が期待されます。
<肺炎球菌ワクチン 5つの特徴>
  1. 肺炎球菌による感染症の重症化を防ぐワクチンです。
  2. 1回の接種で5年以上抗体価が持続します。
  3. インフルエンザとの併用効果があります。
  4. 年間を通じていつでも接種可能です。
  5. 主な副作用は、局所反応です。(注射部位の腫れ・痛み・軽い熱)
<接種を受けることが不適当な方>
  • 過去に肺炎球菌ワクチンを接種された方。
  • 2歳未満の方。
  • 免疫を抑える治療をしている方。
  • 明らかな発熱がある方。
  • 重い、急性の病気にかかっている方。等
<肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチン>
  • インフルエンザにかかることが、肺炎を引き起こす要因となります。
  • 療法のワクチンを接種することで、より高い肺炎予防効果が得られます。

1月院内研修会「医療安全委員会研修報告・事例報告」

1月28日、医療安全委員会の大久保看護師より「回復リハ病棟における転倒アセスメントシートの開発」についてお話していただきました。
  1. 回復期リハ病棟における医療安全上の問題
    • 1位 転倒
    • 2位 離院
    • 3位 誤嚥
  2. 当院回復期病棟における種類別件数
    • 1位 転倒
    • 2位 誤嚥
  3. データーベースの作成
    転倒アセスメントツールの作成
    • 回復期リハ病棟での医療安全には転倒予防が重要
    • 回復期リハ病棟
      …何らかの障害をもつ患者が対象
      …抑制はリハビリと相反する
    • 回復期リハ病棟に特化した研究は過去にないる
  4. アセスメントツール作成にあたり
    • 目的、対象、調査項目
    • 調査結果
    • 全国版のアセスメントシート評価表
  5. 全国、当院と比較データ
    • 転倒場所
      …全国、当院共に病室が1位
    • 転倒発生の時間帯
      …昼夜問わず
    • 転倒による外傷の種類
      …全国、当院共に外傷なしが1位
    • 対象疾患と転倒の比較
      …全国、当院共に脳血管疾患が1位
    • 転倒発作回数別患者数
      …全国、当院共に複数回転倒が多い
    • 初回転倒までの期間
      …全国、当院共に1週間以内が1位
  6. 結果
    • 回復期リハ病棟では転倒が多く発生。(一週間以内、自室内、車椅子レベル、HDS-R22点以下の患者)
  7. まとめ
    • アセスメントシートを活用することによって事前に予防し対策をたてることができる。
  8. 当院における今後の課題
    • アセスメントシートの使用、作成の検討