グループホームゆうゆう

隼人温泉病院
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平成19年10月20日 発信
■ 元気ハツラツ!
 お年寄りはヤクルト、養命酒、オロナミンCが大好きです。なかでもオロナミンC は『国民的ドリンク』として親しまれ、その人気と知名度は絶大です!愛飲する0さ んに好きな理由を尋ねると、即答「元気が出る!」でした。0さんにとってオロナミン Cはまさに“元気の源”であり、栄養剤なのです! でも、ラベルには炭酸飲料の文 字が…。栄養ドリンクには滋養強壮、虚弱体質、肉体疲労、食欲不振などの効能書き や医薬品の表示があるハズですが、オロナミンCには何も書いてありません。要する にお年寄りは薬と思い込んでいるみたいです。
 昭和30~40年代の日本は高度経済成長期で、家庭に経済的、精神的な余裕をもたらし、食品や健康への感心の高まりと時期を同じくしてテレビCMに登場したのがオロナミンCに代表される清涼飲料水でした。その宣伝効果は記憶の産物として、今でもお年寄りの脳裏に焼き付いているらしく、オロナミンCは「元気ハツラツ…」のキャッチフレーズで栄養ドリンクのイメージを演出したのかもしれません。
 認知症で物忘れはあっても、オロナミンCの飲み忘れはありません!そんな0さんの部屋には空きビンがさりげなく転がっています。
…それでは、今日も「元気ハツラツ! オロナミンC」
※余談ですが…オロナミンCは、東京オリンピックの翌年(昭和40年)から発売されました。CMに大村 崑さんを起用し、「おいしいとメガネが落ちるんですよ」のキャッチコピーで一世を風靡しました(写真)。 また、発売当時の値段が1本100円で、現在でも110円という、卵もビックリする物価の優等生です。
(写真と文:なつかし看板堂ホームページ「オロナミンC特別展」より転載)

■ 案山子
 今年6月の田植え以降、入居者の日頃の管理が行き届いたお陰で順調に育ち、立派な稲穂が出てきました。今月中旬の収穫までにスズメの被害に遭っては大変!と、案山子(かかし)を立てました。いかがですか?色白でとても美人でしょう。2号館職員の力作で『ゆう子』と名付けました。まだまだ日差しが強いので、日傘をプレゼントして日焼け対 策もバッチリです!
 残暑のなか、スズメに睨みを利かす「ゆうゆうのな~かの一本足のかかし♪」なのです。

■ こども神輿
 8月19日は姫城地区子供会の『子供神輿』が日当山温泉街を練り歩き、祭ばやしに合わせて「わっしょい!わっしょい!」のかけ声が響き渡りました。
今回、ゆうゆうへの慰問は初めてでしたが、敷地内に入りきれないほどの神輿と踊り連の子供たちの多さに入居者そして職員は圧倒されながらも、その熱気と歓声でお祭り気分を盛り上げていただき、子供たちから元気をもらいましたo(^-^)o
 猛暑の中、姫城地区子供会と保護者ならびに自治会関係者の皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m
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■皆既月食
 8月28日は6年半ぶりの『皆既月食』が見られるということで、夕食を早々と済ませて、月・地球・太陽が織りなす『天体ショー』を観賞しました。
19時30分頃に東の空にぼんやり薄赤色に浮かび上がる月が見えはじめ、20時過ぎには左下から太陽の光が当たって除々に本来の月の明るさに戻り、21時30分頃には満月になりりました。
みんなで椅子に腰かけて涼みながらの観望会でしたが、ゆっくりと微妙に変化する月食に疲れてしまい?あとは管理者に写真撮影を任せて就寝。結局、観望会は30分で終了!
一夜明けて、出来上がった連続写真を見てようやく月食の様子がわかったようですが、この皆既月食、次は3年後の2010年12月に見られるそうです。みなさん、あと3年は長生きして、またみんなで見ましょうネ!p(^-^)q
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【撮影データ】
カメラ:カシオ(EX-Z850) レンズ:114mm 0.5sec/f5.1 ISO:100~400 撮影:村岡宏章

■ 新七自治会『十五夜祭』
 9月29日の夕方、防災無線で『十五夜祭』の案内があり、勢いで参加しました。開催場所の姫城公園に着くと「はっけよーい!残ったぁ!!」の行司の声が聞こえてきました。小さな子供たちの可愛らしいチビッ子相撲から、土が舞い上がる程の迫力ある中学生の相撲まで、笑いや手に汗握る取り組みに拍手と声援が上がりました。
 高見の見物を決め込んでいたはずの入居者も次第に声援に熱が入り、今にも土俵に上がりそうな勢いで食い入るように勝敗の行方を見守っていました。
気が付くと、辺りはすっかり日も暮れて、お待ちかねの抽選会で豪華賞品を手にした入居者たちは、興奮の余韻を残しながら公園をあとにしました。
隼人温泉病院 ■ 中学生が職場体験学習
 10月2日~4日は、H中学校の徳重さん、居細工さん、有村さんの3名が『職場体験学習』を行いました。初日はオリエンテーションのあと、入居者と一緒に室内の掃除や持参したエプロン姿で昼食の調理をしました。
二日目は、入居者の身の回りのお世話や一緒に近くの公園へ散歩に出かけたり、おやつを作って交流を深めました。
最終日は、入居者や職員とすっかり仲良くなって、健康体操やレクリエーションを通して自然なコミュニケーションができるようになりました。また、車椅子体験に挑戦したり、3人で企画した合唱や校歌を披露して、息の合った澄んだ歌声に入居者からは惜しみない拍手と感謝の言葉が贈られました。そして、お別れに入居者一人ひとりに記念の折り紙と色紙(しきし)をプレゼントしていただきました。
この体験を通して福祉の大切さと認知症やグループホームへの理解を深めたことでしょう。 徳重さん、居細工さん、有村さん…ありがとうございましたm(_ _)m
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【編集後記】
 入居者にとって『安心』とは何だろう?日常生活を振り返ると、職員に身の回りのお世話をしてもらえる事が一番安心するみたいで、裏を返せば頼りにしている表れであり、自立する能力や意欲を奪ってしまう可能性もある。安心のさじ加減はなかなか難しい。