グループホームゆうゆう

隼人温泉病院
平成23年12月31日 発信
■ バスハイク in 高千穂牧場
 北国から雪の便りが届く季節になりましたが、鹿児島はこれからが秋本番! 10月の2号館(平成23年11月1日発信)に続いて、11月16日は1号館のバスハイクを実施しました。
行き先は2号館の海コースに対抗して山コースの『高千穂牧場』に決定! 朝から快晴に恵まれ、紅葉にはまだ早いものの、霧島の豊かな自然を眺めながら、30分のプチドライブです。車窓からは路傍のあちこちに咲き始めたツワブキの黄色い花がひときわ目立ちます。牧場に到着すると目の前には広大な牧草地で草を食む乳牛と雄大な高千穂峰が出迎えてくれました。今年2月の新燃岳噴火から9ヵ月…山肌は灰に覆われ、噴火の凄まじさと自然の脅威を感じます。早速、テーブルベンチでゆうゆう定番の煮しめと唐揚げ、海苔巻きおにぎりに舌鼓を打って食欲の秋を満喫しました。自由時間は談笑しながら足湯に浸かったり、ソフトクリームを食べてのんびりと過ごし、最後は全員で高千穂峰を背景に記念写真を撮って終了。帰りは霧島神宮に参拝して、全員の無病息災を祈願しました。…多分!? (-人-)
■ 接遇研修
 介護老人保健施設「希望の里」:サービス向上委員会主催の『接遇研修』が11月15日に開催され、(株)翔薬の奥川政彦氏(コンサルティング課:係長)を講師にお招きして、医療機関に対する患者の不満を通して、クレームにならないための接遇について講演して頂きました。接遇とは“マナーと気遣い”であり、挨拶や言葉遣い、笑顔と身だしなみ、そして何よりも相手を思いやる気持ちが大切です。選ばれる病院や施設は、基本的サービスを常に提供できることが不可欠で、さらに「また利用したい」と思う満足以上のサービスが必要です。設備や技術だけでなく、そこで働く職員一人ひとりの人柄や魅力を選んでいただけるように、質の高い、利用者の記憶に残る仕事をするための基本と工夫を身につけることが重要だと思います。もし、不満や苦情が寄せられたら、それは、私たち職員に期待を込めたメッセージとして真摯に受け止め、患者や利用者の苦痛や不安、悩みやいらだちを癒す“こころの処方”を心がけたいと思います。
■ 絵画展
 芸術の秋…ということで、11月10日はサン・あもり(霧島市)で開催された『星原一男卒寿ほんわか絵画展』を入居者・職員7名で鑑賞しました。星原さんの卒寿(90歳)を祝って、水彩・油彩・デッサンなど31点が展示され、開催に合わせて新聞やテレビで紹介されたこともあり、あいにくの天気にも関わらず、多くの来場者で賑わいました。
 星原さんは、前平美知子さん(1号館:入居者)の実兄で「幼い頃から絵を描くのが得意で、自慢の兄だったし、うらやましかった」そうです。(前平談)
 星原さん、次は白寿(99歳)を目指してこれからも元気でご活躍ください!
 一方、ゆうゆう玄関ギャラリーでは 『小山恵美子 私の心をアナタに届ける絵手紙展』を開催しました。小山さん(1号館:職員)は、一昨年前から公民館講座で絵手紙を習い始め、今年制作した作品19点を展示しました。季節の草花や野菜・果物などを水彩でハガキいっぱいに描き、ほのぼのとした言葉が添えられています。 作品 は11月3日に隼人町富隈地区公民館で開催された『小さな文化祭』に出展されたもので入居者やご家族、職員にも観てもらおうと小山さんのご好意で再展示させて頂きました。
 今後、お二人にはゆうゆう玄関ギャラリーに随時作品を展示していただく予定ですので、どうぞお気軽にお越し下さい。…お待ちしてま~す (^0^)/

■ ゆうゆう写真館「夕焼け」
夕~焼け小焼けで日が暮れて~♪…夕陽が西の空を赤く染めながら、ゆっくりと沈んでいく。まるで太陽が今日を焼き尽くし、暗闇に葬り去るようで、太陽が存在感を主張しながらも名残惜しそうに思えた。レンズを向けた瞬間、カラスの群れが横切り、まるで童謡『夕焼け小焼け』の歌詞そのままに“カラスと一緒に帰りましょう♪”の情景が広がった。
撮影地:天降川河畔(霧島市隼人町)

■ グループホーム実務者研修
 グループホーム「ゆうゆう」にほど近い天降川の対岸にある浜崎病院が、来年4月にグループホームを開設するのに伴い、当ホームで開設者ならびに管理者研修を実施しました。11月21日に開設者:濱崎高裕(病院長)さんが研修に臨み、ゆうゆうの管理者(村岡)がホームを案内しながら、グループホームの概要と開設者としての管理・運営に必要な知識や技術、医師として医療連携に基づく健康管理や緊急時対応など、認知症高齢者が住み慣れた地域で安心・安全に暮らせる環境づくりの重要性を学んでいただきました。
 12月13~23日は、管理者:萩原幸子(看護師長)さんが認知症の理解と認知症ケアの基礎知識、地域密着型サービス事業の運営のあり方、認知症高齢者の生活支援と行動障害への対応法、環境整備や人材育成の重要性など、グループホームが果たす役割や認知症ケアの本質を学んでいただきました。
■ 上棟式(棟上げ)
 来年4月に浜崎病院がグループホームを開設するのに伴い、病院前に建設中のグループホームとうりんじ(仮称)の上棟式が12月19日に行われました。当ホームで管理者研修中の萩原幸子さん(看護師長)からお誘いがあり、入居者から選抜した“餅拾いの達人”の精鋭部隊を組織して、いざ出陣! 一番乗りで会場に到着したゆうゆう一行は気合十分です。出迎えた萩原看護師長ほか職員の皆さんに長椅子を準備していただき、しばし談笑しながら待機していると、次第に近所の住民や関係者が集まり、徐々に緊張感が高まります。濱崎高裕病院長と村橋篤事務長の登場に、ちゃっかり用意したエプロンを大きく広げて臨戦態勢に入り、いよいよ上棟式の始まりです。
 投げられた餅やお金、菓子類に一斉に手を伸ばし、地面に落ちると人山ができて必死の争奪戦が繰り広げられました。壮絶な戦いが終わると戦利品の品定め?ならぬ戦果の確認作業に一喜一憂しながら、あちこちから歓声とため息が聞こえてきました。
 こうして浜崎病院や近隣住民の皆さんとの交流が深まり、楽しく賑やかな上棟式になりました。さぁ~て、次はどこの上棟式に出かけましょうかね。(笑)
■ 防火避難訓練
 12月9日、霧島市消防局の立会いによる『防火避難訓練』を実施しました。これまでは法人全体による訓練を年2回行なっていましたが、今回からホーム単独での訓練に変更し、防災対策委員会の吉永修一さん(防火管理者)を中心に訓練実施計画を作成し、管轄の隼人分遣所や防火設備の(有)ヤマト消火器と連携して訓練に臨みました。
 火元は消防署員が実施直前に指定され、火災警報のベルを合図に火元確認 ⇒ 消防署ならびに法人全体への通報(緊急連絡網) ⇒ 消火器および消火栓による初期消火 ⇒ 救援依頼 ⇒ 避難路確保 ⇒ 入居者避難・誘導 ⇒ 避難・救護所確保 ⇒ 残留者有無確認⇒ 貴重品持ち出し ⇒ 人員確認・報告の手順で訓練を行いました。続いて屋内消火栓と消火器の取り扱いについて、管理者:村岡宏章(防火管理者)から説明を受けたあと、実際に消火栓・消火器を使った模擬消火を全員に体験していただきました。
最後に、入居者・職員・運営推進委員の皆さんを前に村岡宏章管理者と落水田伸一隼人分遣所長の総評で終了しました。
 訓練のあと、会場を2号館に移して第5回運営推進会議を開催し、委員の皆さんと訓練チェック表を参考に振り返り、気付きや留意点など率直なご意見をいただきました。
 今後もこうした自主訓練を継続するとともに、法人関係者だけでなく、地域住民も参加した避難訓練と救護・救援活動、夜間を想定した訓練の実施を予定していますが、まずは職員一人ひとりが火を出さないことを念頭に置き、日常の火の取り扱いには十分注意しながら、防火設備の保守点検を定期的に実施することが大事です。
■ ゆうゆう写真館「隼人塚」
隼人町名の由来になった国指定史跡の『隼人塚』およそ1000年前の平安時代に隼人族の霊を祭る菩提寺跡と伝えられています。現在は隼人塚公園として整備され、復元された3基の石塔と四天王の石像が創建当時を偲ばせます。
 北東から昇る満月が塚を照らし、背面から見ると五重塔と四天王のシルエットが浮かび上がって荘厳な雰囲気を演出します。 撮影:村岡宏章

【編集後記】
 新燃岳噴火、東日本大震災に原発事故…まさに災いの一年。一方で義援金や節電、ボランティアによる復興支援の輪が広がり、絆も生まれた。来年は「災い転じて福と成す」…そんな年になってほしいと願う。
 今年も『ゆうゆう便り』をご愛読いただき、誠にありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。