グループホームゆうゆう

隼人温泉病院
平成23年6月1日 発信

平成23年度 運営推進委員会

 平成23年度の『第1回 運営推進会議』を4月8日に2号館で開催しました。 今年度は河野良弘さん(新七自治会:会長)、福森つや子さん(新七老人クラブ:会長)、梶原フミ子さん(新七自治会:住民代表)が新しい委員に委嘱され、総勢12名です。
 本会議を通して「ゆうゆう」の運営や活動のあり方、サービス提供の質の向上、地域住民との連携など、様々な問題や課題を議題に取り上げ、各委員から率直なご意見やご要望、助言をいただきながら、地域に密着した『開かれたグループホーム』を目指し、健全な運営に努めて参ります。委員の皆さん、一年間よろしくお願い致します。なお、前任の中村哲郎さん(前新七自治会長)には、2年間たいへんお世話になりました。心より御礼申し上げます。…ありがとうございました。 ※その他の委員は次の通りです。
  • 福丸 育美(新七地区民生委員) ※順不同
  • 淵脇マユミ(利用者代表)
  • 霧島市地域包括支援センター(隼人南支所)
  • 霧島市役所(保健福祉部:隼人福祉課)
  • 霧島市役所(保健福祉部:長寿・障害福祉課)
  • 西 裕 孝(医療法人松城会:事務長) 
  • 村岡 宏章(管理者/議長)
  • 福重まり子(計画作成担当者/副議長)
  • 松田 紀子(管理事務/書記)※新任



■ 白幻記
 3月のある日、ホームの駐車場に一台のクルマが入ってきました。白と青の車体に丸い小窓がさり気なく存在感を主張する軽ワゴン?それともキャンピングカー?何とも変わったクルマです。ドアがゆっくりと開き、クルマと同色の野球帽をかぶり、あごヒゲを蓄えた、これまた変なおじさんが降り立ちました。目が合った瞬間、「よっ、村岡君!久しぶり」 「あっ、先生! 」…この人、管理者が高校生の時の恩師で、実に34年ぶりの再会でした。すでに定年を迎え、現在は県立末吉高校(曽於市)の非常勤講師として教壇に立っておられますが、実はこのクルマ…定年を機に、師と仰ぐ山頭火の如く放浪の旅に出る予定で購入したものの、教育委員会が放っておかなかったようで、もっぱら通勤の足に使っているそうです(笑)。丸い小窓の横に書かれた『白幻記』とは、先生が奄美・喜界両校で9年間教壇に立った経験をもとに“橋てつと”のペンネームで執筆した短編小説で本土復帰直後の奄美を舞台に、米兵と日本人女性との間に生ま れた主人公の譲(ジョー)が、面倒見のいい兄貴分の猛(たける)との出会いを通して成長していく姿を、当時の島の暮らしや奄美・朝鮮に対する偏見の時代背景を交えながら描いた作品で、奄美群島で発行する南海日日新聞に連載されました。
 こうして高齢者福祉に身を置く今の自分があるのは、先生から教わった人生哲学が大きく影響していると云っても過言ではありません。その人生の師に感謝しつつ、これからも作家としてのご活躍を期待しています!
※橋てつと : 全作家協会理事・日本ペンクラブ会員・火山地帯同人 主な著書「前世カウンセリング」「単独行」


■ 和気公園『藤まつり』(霧島市牧園町)
 4月28日、毎年恒例の和気公園『藤まつり』見物に出かけました。入居者8名とご家族5名、そして職員6名の19人は、マイクロバスと乗用車2台にそれぞれ分乗して、天降川(あもりがわ)の渓流に沿って新緑の山並みを眺めながら、片道20分のバスハイクです。
 まだ8分咲きの状態でしたが、それでも薄紫を中心に白やピンクに彩られた花房がカーテンのように春風になびく藤棚の下で、昼食に持参した職員手作りのちらし寿司と煮しめに舌鼓を打ちながら、初夏のひとときを満喫しました。

 去る5月17日、国分シビックセンター(多目的ホール)において、霧島市ならびに霧島市内の地域密着型サービス事業者(認知症デイサービス・小規模多機能ホーム・グループホーム・小規模特養ホーム)主催の『霧島市地域密着型サービス事業者フォーラム』が開催され、鹿屋市串良町の柳谷集落(通称「やねだん」)で自治会による様々なアイデアと活動で自主財源を確保し、独自の福祉や青少年育成による地域再生に取り組む“地域づくりの達人”として全国から注目される「やねだん」代表の豊重哲郎氏による基調講演「やる気を起こせば、必ず奇跡は起きる」は、何事も行動を起こす時に大切なのは『己』、つまり自分自身であり、己を信じて歩いて行けば、そのあとには必ず道ができる(奇跡は起きる)。人を動かすのは説得ではなく、納得させることが重要であり、地域づくりの第一人者として、幾多の苦難を乗り越えた経験から発せられる言葉には、まさに納得に足る重みを感じ、悔いのない人生の生き方そのものを学びました。本紙でおなじみのたけちゃん一座による東日本大震災支援チャリティー公演「あの白い雲のように」では、義援金12万円が集まり、後日、宮城県小規模多機能ホーム連絡会および宮城県グループホーム協議会に届けられました。
 フォーラム終了後、霧島市地域密着型サービス事業者連合会(後藤博孝会長)の設立総会が開かれ、認知症高齢者に介護サービスを提供する霧島市内の地域密着型サービス事業者が、これまでの事業枠を超えて「地域」をベースにした生活支援のあり方の追求と新しい地域の創造に向けた認知症高齢者の自立支援を目指し、利用者や行政機関、地域住民等と協働・連携して地域活動に取り組みながら事業所および職員の資質向上を目指し、高齢者がいきいきと自分らしく生活できる社会の実現と社会参加や生きがいづくりなどの多様なニーズに即した介護予防事業、介護が必要になっても住み慣れた地域で最期まで安心して暮らせる地域包括ケアの推進を目的に発足しました。
 今回のフォーラムには300人を超える参加と好評の声をいただきました。実行委員ならびに連合会副会長として関わった管理者(村岡)より御礼申し上げます。…ありがとうございました。 ※南日本新聞(平成23年5月21日 参照)

 霧島市地域密着型サービス事業者連合会の平成23年度事業計画として、徘徊模擬訓練(どけ行ったろ徊?)を隼人町姫城地区と国分中央地区で実施するほか、認知症連携パス(私のアルバム)の普及活動を霧島市ならびに地域包括支援センターと連携して行う予定です。市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。

霧島市AEDマップ ※AED(自動体外式除細動器)
 生活習慣病などで突然死する方が増えています。特にその大半は血管が詰まるタイプの心臓病などが関係すると言われています。あなたの身近な方が突然倒れたらどうしますか?私たちにできること…それは「救命の連鎖」を迅速に行うことです。AEDマップを生かして、尊い命を救いましょう。 ※南日本新聞:平成23年5月24日(15面) 参照
1.早期通報(119番通報)
2.早期心肺蘇生(胸骨圧迫及び人工呼吸)
3.早期除細動(AED)
4.早期病院搬送(救急隊への連携)
このマップは、誰でもすぐにAEDを利用することが出来るように、霧島市内のAED設置箇所の情報を提供するものです。
AED設置事業者(当法人は3箇所に設置)

 …24時間使用可能 (介護老人保健施設:希望の里 / グループホーム「ゆうゆう」)

 …昼間に使用可能 (隼人温泉病院)

 …施設外で使用不可 ※マップに掲載されたAEDは、どなたでも使用可能です

AEDマップは、霧島市携帯サイトからも閲覧できます ※一部対応しない機種があります
 ○霧島市携帯サイトURL http://www.city-kirishima.jp/k/
 ○右のQRコードから直接アクセスできます。※QRコード読取機能がある機種のみ
 ○お問合わせ先:消防局警防課 救急救助係 電話 (0995)64-0119

緑のカーテン
 今年の夏は、東日本大震災による原発事故の影響で全国的に電力不足が心配され、節電に対する意識が高まっています。そこで、ホームも節電対策として1号館に『緑のカーテン』を設置しました。職員の吉永修一さん(1号館)が物干し竿を支柱にネットをかけた土台を作り、つる野菜のニガウリとキュウリの苗を植えました。一ヶ月後には西日の遮光と室温の上昇を抑えてエアコンの省エネ効果が期待できるほか、ニガウリとキュウリを収穫して入居者の食膳に上がるという、まさに一石二鳥です!
次号は、『緑のカーテン』に覆われた1号館をご紹介できると思います。…お楽しみに!

【編集後記】
地震・津波、そして原発事故。“想定外”の出来事に日本中が震撼し、混乱した。まさかの想定や予測、確率で安心と安全を測っていた。天災・人災のいずれにせよ、安心・安全に“絶対”はない! 過信することなく “正しく恐れる” ことを今回の震災が教えてくれた。まずは日常に潜む身近な不安や危険から取り組みたい。