グループホームゆうゆう

隼人温泉病院
平成23年4月20日 発信

 ゆうゆう恒例の『花見会』を3月30日に開催しました。今年は例年より桜の開花が遅れ、まだ二分咲きの状態(泣)。結局、ホーム内での花見会になりました。楽しみにしていた桜が見られないのは可哀そう…と、2号館に入居するナリ子さんのご家族が庭に咲いた桜の小枝を届けてくださり、花瓶に生けてみんなで愛でながら、職員手作りの卵焼きや唐揚げ、煮しめやおにぎりを美味しくいただきました。(^o^)/


■ 職場体験学習(隼人中学校)
 職場体験を通して働くことの意義や仕事に対する理解と意識を深め、職業観や職業選択能力を養う目的で、3月8~10日に隼人中学校『職場体験学習』が行われました。
 2年生の池田 蓮(れん)くん、市村夏海(なつみ)さん、久保未来(みく)さん、中村美貴子さん、山口真穂(まほ)さんの5名が参加され、管理者から認知症やグループホームの概要と業務内容の説明、社会人としての人材や資質等についてオリエンテーションを受けたあと、調理・炊事・洗濯・掃除などの家事援助や入居者との会話・レクリエーションによるコミュニケーション実習、車椅子体験など、介護の基本について学習しました。
 介護という仕事を通して認知症を理解しながら、お年寄りの生活を支えることの難しさやコミュニケーションの大切さを体験できたことでしょう。…お疲れさまでした。


■ 県下一周駅伝
 早春の薩摩・大隅路を駆け抜ける『第58回 鹿児島県下一周市郡対抗駅伝競走大会』が2月19日~23日に行なわれ、県内12地区の代表252選手が出場し、全53区間589kmで健脚を競いました。今年は、連覇を目指す鹿児島チームが16度目の総合優勝を果たしました。
鹿児島チームの皆さん! おめでとうございます\(^0^)/
 毎年恒例のゆうゆう応援団は、大会3日目(21日:野田~日当山間122.8km)のゴール地点の沿道に特設応援席を準備して声援を送り、郷土の期待と誇りを胸にゴールする選手たちに身を乗り出して小旗を振りながら、「ガンバレ! がんばれ! 頑張れ! 」を連呼し、惜しみない拍手を送って労をねぎらいました。※この日の日間優勝は姶良チームでした。

■ ボランティア呈茶
 2月26日、茶道裏千家淡交会(きりしま支部:青年部)の能勢忠宏さんほか11名の皆さんによるボランティア呈茶を受けました。今年で3回目の呈茶は、本格的な茶道具を揃えたお点前が披露され、入居者の喜和子さん(1号館)が高校教諭時代に指導された教え子の佐藤直子さんとの師弟を超えた心温まる交流に感動しました。茶道裏千家淡交会の皆さんに心から御礼申し上げます。…ありがとうございました。


■ 徘徊模擬訓練「どけ行ったろ
 3月12日に霧島市横川町で横川地区徘徊SOSネットワーク協議会主催の徘徊模擬訓練『どけ行ったろ徊(かい)?』が開催され、横川警察署、霧島市消防局、霧島市役所、横川郵便局、霧島市社会福祉協議会、横川地区民生委員協議会、霧島市地域包括支援センター、高齢者福祉施設および地域密着型サービス事業所、横川商店街ならびに自治会と地域住民の皆さん、総勢130名が参加して行われました。
 徘徊模擬訓練とは、道に迷って自宅に帰れずに困っている認知症高齢者の発見、声かけ、保護などの体験を通して、それぞれの役割を理解したり、認知症高齢者への接し方を学び、警察や消防、家族に通報・連絡して事故を未然に防ぐことを目的に、地域全体で見守る体制づくり(徘徊SOSネットワーク)と地域住民一人ひとりが認知症に関心をもっていただき、適切な対応と連携を図るための訓練です。この日は、認知症高齢者に扮した福祉施設の職員5人が横川保健センター周辺を徘徊し、参加者が「どこに行かれますか?」「家はどこですか?」と声をかけたり、付き添って道案内をしたりしましたが、声かけした内容とは違った返事が返ってきて戸惑う参加者、追いかけられ、取り囲まれて逃げ惑う?徘徊老人など、お互いに焦って四苦八苦する場面が見受けられました。
 徘徊模擬訓練終了後、横川健康温泉センターに場所を移して意見交換会が開かれ「実際には認知症のお年寄りなのか?徘徊なのか?判断が難しい」「大勢で取り囲んだり、後ろから急に声をかけたりするとビックリして、かえって不安にさせるのでは?」などの意見が出ました。最後にたけちゃん一座による介護劇「あの白い雲のように」の公演があり、主人公の霧島トメさんが行方不明になって、地域の人たちが捜索する場面が上演されました。なお、今秋には隼人町姫城地区で開催予定です。認知症になっても安心して暮らせる町づくりを目指して、姫城地区の皆さんのご理解とご協力をお願い致します。

「私のアルバム」- やがてのために - ②

 去る3月18日、霧島市隼人町の見次地区公民館で、霧島市地域包括支援センター主催の「いきいきサロン」が開催され、見次長寿会の皆さんが参加されました。「いきいきサロン」は、ひとり暮らしや家の中で過ごしがちな高齢者と地域住民・ボランティア等が自宅から歩いていける場所に気軽に集い、共同で企画して活動内容を決め、ふれあいを通して生きがいづくり・仲間づくりの輪を広げ、地域の介護予防の拠点として機能する活動で、今回は『私のアルバム』の説明会が開かれました。
 『私のアルバム』は、地域住民の介護・福祉の支援を行う地域包括支援センターや社会福祉協議会、介護サービス事業者が、介護予防や介護福祉サービスの利用、社会参加活動などに関する情報提供事業の一環として提供するほか、老人クラブや住民同士のグループ、サロン活動などの地域住民が集う場所で配布し、普及活動を行なっています。
 『私のアルバム』の概要については、すでに本紙(平成22年11月1日発信)で説明しましたので、今回は書き方や活用法について説明します。
 『私のアルバム』は、「基本情報」と「私のアルバム」の2部構成になっています。「基本情報」は、現在の住所や連絡先、年金や介護保険・医療情報のほか、家族状況などの生活に関する情報です。病気で入院したり、介護が必要になった時の情報として役立ちます。
 「私のアルバム」は、これまでの自分の人生を振り返り、いつ、どこで、だれと、どのように暮らしてきたのか、その時々の暮らしの中で何を大切にしてきたのか、などを時系列に記入する、いわば「自分史」です。そして、いざ自分や家族の介護が必要になったとき、(やがてのために)これまでの人生や思いを最期まで大切にして関わってもらうために書き留めて整理しておくものです。したがって、その人の自由な記述や挿絵・写真などを貼り付けたり、身近な家族や馴染みの人たちと思い出を語り合いながら書くと良いでしょう。
 こうして出来上がった『私のアルバム』は、介護が必要になった時にサービスを利用する事業所や関係者に自分らしく暮らし続けるための支援をお願いする情報として、また受け入れ側もその人を知る資料として役立つと思います。なお、『私のアルバム』は個人情報としての側面もありますので、主人公のあなた自身が持ち主であり、自己管理が原則です。
 霧島市に暮らす皆さんが、これまでの人生を振り返り、この『私のアルバム』を作ることで、これまで以上に自分自身を大切にしながら、共生・共助のまち霧島市で、いつまでも自分らしく暮らし続けられることを願っています。

東日本大震災で被災された方々へのお見舞い

 この度の東北地方太平洋沖地震でお亡くなられた方々に衷心よりお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。  利用者・職員一同

【編集後記】
 先日、鹿屋市串良町の柳谷集落(通称「やねだん」)を訪れ、自治会による様々なアイデアと活動で自主財源を確保し、独自の福祉や青少年育成で地域再生に取り組む豊重哲郎さんにお会いして「地域づくり」について講演をお願いした。地域に密着したグループホームとは何か?…そのヒントを『やねだん』に学びたい。