グループホームゆうゆう

隼人温泉病院
平成21年6月20日 発信
■ ムシの話題
 6月4日は何の日?…そう!歯の衛生週間ですね(^-^)b 今回は記事ネタがないの で、編集者の独断と偏見で6月4日を無理矢理『ムシ(虫)の日』にして、虫にちなん だ話題を3つご紹介します (^o^:
◇ホタル
 6月6日夜、入居者を連れて隼人町松永へホタル見物に出かけました。 午後8時、 「アッ!いた」「わぁ~きれい」あちこちから歓声が上がりました。用水路の茂みから黄 緑色の幻想的な光を放って飛び交うホタルが静かに迎えて くれました。
 ホタルの数より見物人の方が多く、また、用水路と並行 して走る道路を駆け抜けるクルマのヘッドライトや自動販 売機・外灯などの文明の光に遮られ、期待した乱舞は残念 ながら見ることができませんでした。
◇ホソオチョウ
"5月18日、ホームにチョウのさなぎが贈られました。チョウの名は、ホソオチョウ" という中国・朝鮮半島に分布するチョウで、贈り主は管理者の虫友(チョウの採集仲 間)の堀切豊さん(隼人温泉病院:医師)です。実はこのチョウ、1970年代後半に日本 に持ち込まれて関東地方を中心に分布を拡げている外来種なのです!
 さなぎから次々に羽化したホソオチョウを入居者の皆さんに披露すると、戦前に外 地(旧満州)の中国大陸で生まれ育ったFさん(1号館)は、チョウに興味はないものの、 大陸のチョウと聞いて、羽化したホソ オチョウと自分の姿を重ね合わせて、 心はすでに満州で過ごした少女時代に タイムスリップしていました。 なお、羽化したホソオチョウは、野外 に放せないので、全て標本にしました。
◇ミカドアゲハ
 5月初旬、ホーム敷地内に植えてあるオガタマノキに今年もミカドアゲハが産卵し ました。毎年、幼虫が鳥に食べられるので、今年は孵化した幼虫を洗濯ネットで保護 して見守ることにしました。名付けて『洗濯ネット飼育大作戦』です!
 ネットに護られて順調に育った幼虫たちは、今月初めには無事にサナギになりまし たが…残念ながら、このまま夏眠に入るので、羽化は来年春までお預けです。
 余談ですが、洗濯ネットを見た近所 の住民や通行人には不思議な光景に映 ったらしく、ある日、幼虫を観察して いると、ゆうゆうの前にお住まいのA さんがやって来て「何が入ってるの?」 …事情を説明すると、やっと謎が解け た!って感じでした(^-^)b

■ 全国認知症グループホーム大会に出席して(愛知県)
 5月16日~17日に愛知県で開催された『全国認知症グループホーム大会2009年フォ ーラムin愛知』に出席しました。「絆と共生」をテーマに全国のグループホーム関係者 が集い、認知症高齢者やグループホームが抱える問題・課題について考え、共に学び ながら交流を深めました。
 「その人らしさとパーソン・センタード・ケア」と題した特別講演は、パーソン・セ ンタードの「その人らしさ」とは何か?認知症に限らず、一人の人間としての人生観や 価値観の違いを認め合える人と社会環境こそが重要で、そこから生まれた絆によって 共生しながらケアがはじまることを再認識しました。
 分科会では「lifeを支える」と題して、多様化する現代社会 にスポットを当てたlife(生き方)について、認知症ケアを通 して家族や地域、そして、認知症やグループホームに関わる 私たちが共に支え合う取り組みの事例発表を傍聴しました。  「認知症 ど~しやす? 生活支援」と題したシンポジウムで は、認知症やグループホームを取り巻く環境を検証し、現状 と課題を提起しながら、認知症の人が自分らしく、安心して 暮らすために、私たちや社会がどう関わり、どう支えるべき かを論議し支援のあり方を改めて問う大会でした。 管理者


■ 職場体験学習(日当山中学校)
 職場見学と実習を通して働くことの意義や職業に対する理解と意識を深め、職業観 や職業選択の能力を養う目的で、5月26~29日の4日間、日当山中学校『職場体験学 習』が行なわれました。今回は、3年生の岩城深紀(みのり)さんと平野乃莉(のり)さ んが参加され、管理者から認知症やグループホームに関する概要や業務内容の説明、 ホーム内見学等のオリエンテーションを受けたあと、介護の現場に入って調理・炊事 洗濯・掃除などの家事援助や入居者との会話・レクリエーションによるコミュニケー ション実習認知症の評価テストや車椅子体験など、介護の基本について学習しました。
 岩城さん、平野さん、4日間の体験学習はいかがでしたか?お年寄りの介護を通し て生活を支えることの大変さを実感したことでしょう!…おつかれさまでしたm(_ _)m


【編集後記】
 厚労省がようやく介護職の医療行為に対する指針づくりを始める。ただし、特別養 護老人ホームが対象で、痰の吸引や経管栄養等の管理に限られる。 看取り介護を推進するのであれば、グループホームや介護老人保健施設等も含めて看 護師不在や夜勤、緊急時を想定した柔軟な対応で容認してほしいものだ。