グループホームゆうゆう

隼人温泉病院
平成20年7月10日 発信
■ 認知症セミナー 2008
 姶良伊佐地区認知症高齢者グループホーム連絡協議会主催の「認知症セミナー2008」 が去る5月28日にシビックセンター(霧島市)で開催され、「ゆうゆう」から利用者・職 員、そして職場体験学習の日当山中学校生徒3名を含む総勢40名が参加しました。
 太鼓集団「蒲生郷太鼓坊主」の和太鼓演奏で幕を開けた今回のセミナーは、認知症や グループホームに関わる利用者と職員が集い“自分らしく、ありのままに生きる”を テーマに、認知症と向き合うそれぞれの立場を超えて喜びや悲しみを共有しながら精 一杯生きる姿をご覧いただくための公開講座で、講演はNPO法人「このゆびとーま れ」代表の惣万佳代子さんが『あったか地域の大家族』と題して、子供とお年寄りが 一緒に通う富山県のデイサービスで、お年寄りが子守をしながら遊んだり、時には叱 ってしつけをしたり、子供たちの屈託のない笑顔に癒されながら近隣住民の理解と温 かい支援に見守られて生き生きと暮らすお年寄りが紹介されました。
 舞台公演は、グループホームの利用者と職員による歌や踊りが披露され、当ホーム は「おてもやん」を踊りました。緊張感のなかにも無事に演じきった満足感と達成感、 そして、観客からの惜しみない拍手に感極まって涙する入居者もいましたが、一様に 皆さん楽しいひとときを過ごされたようです。なお、併設の展示コーナーには、入居 者と職員が共同で制作した貼り絵4点と写真、ゆうゆう便りやパンフレットを展示し ました。

■ 全国認知症グループホーム大会に出席して(鳥取県)
 5月17日~18日に鳥取県米子市で開催された『全国認知症グループホーム大会』に 出席しました。「いきいきと生きたい!」をテーマに全国のグループホーム関係者が集 い、グループホームが抱える問題や課題について考え、共に学びながら交流を深めま した。
 大会初日のシンポジウムは「これでいいのかグループホーム」と題して、4人のシン ポジストによる専門的立場からグループホームを取り巻く環境について、介護職員の 離職で介護力や質の低下が懸念される現状と課題を提起し、これからのグループホームに求められる資質や展望について 論議 しました。
 二日目の分科会では「地域とグループホーム」と題して、地域との関わり方や取り組みについての事例発表を傍聴しまし た。入居者がいきいきと暮らすためには地域との良い関係づくりが大切で、制度化された運営推進会議の実際と近隣住民 との交流や連携を通してグループホームが果たす役割や入居者主体の生活が見えてきた大会でした。 管理者:村岡 宏章

■ 藤まつり(和気公園)
 毎年、ゴールデンウィークは牧園町の和気公園『藤まつり』が開催され、多くの見 物客で賑わいます。昨年は混雑を避けて連休明けに出かけるつもりが…すでに終わっ ていました(^o^:  そんな失敗を教訓に?今年こそは満開の藤棚の下でお花見をしよ う!とインターネットで開花情報を事前にチェックして5月3日にバスハイクを決行 しました。
 当日は満開で、天候にも恵まれて絶好のお花見日和になりました。紫や白に混じっ て淡いピンクの藤に全員が魅了され、ため息交じりで「わぁ~きれい」を連発!藤の房 を髪飾りに見立てて記念撮影をしました(^o^)v

■ ツバメ
 5月のある日、ツバメが飛来して2号館の玄関先に巣を作りました。巣作りに適し ているのか?毎年同じ場所に作るのですが、人が出入りする玄関先のため、ホームと してはちょっと困ります。そんなわけで、心を鬼にして毎年巣の完成を待たずして撤 去していましたが、今年は何故か玄関横にある通気口(ダクト)の上に作り、一週間後 に5羽のヒナがかえりました。入居者と職員は親鳥がせっせとエサを運ぶ様子を眺め ながら、巣立ちの日を見守ることにしました。
 そんな矢先、ヒナが次々に転落して4羽が死んでしまいました。そのほとんどがエ サ不足で衰弱あるいは死んでしまったヒナを親鳥が巣から落として間引く、いわゆる 自然淘汰されたのかもしれません。
 注)自然淘汰(とうた)⇒環境に適した生物は生き残り、適さない生物は滅びること。
 ツバメを通じて生命の誕生に感動したり、自然の摂理で生きる厳しさを痛感しなが ら7月2日に巣立ったヒナの無事を願わずにはいられません。

■ 職場体験学習(日当山中学校)
 職場見学と実習を通して働くことの意義や職業に対する理解と意識を深め、職業観 や職業選択の能力を養う目的で、5月27~30日の4日間、日当山中学校『職場体験学 習』がありました。今回は3年生の今井春華さん、野間綾花さん、福重美里さんが参 加され認知症やグループホームに関する概要説明や業務内容、ホーム内見学等のオリ エンテーションを受けたあと、介護の現場に入って調理・炊事・洗濯・掃除などの家 事援助や入居者との茶話会、レクリエーションによるコミュニケーション実習、認知 症の評価テストや車椅子体験など、介護の基本について学習しました。
なお、28日はシビックセンターで開催された『認知症セミナー』に参加し、入居者や 職員と一緒に舞台に上がって「おてもやん」と「ソーラン節」の曲に合わせてストレッチ 体操風に踊りました♪ 今井さん、野間さん、福重さん、4日間ありがとうございま した。

【編集後記】
『後期高齢者医療制度』の施行から三ヵ月が過ぎ、低所得層の年金受給者から廃止を 求める悲痛な叫びが上がっている。「後期高齢者」の名称自体も心情に配慮が足りない し、誰だって歳はとりたくないのだから、せめて老後くらいは生活費や医療費を心配 しないで暮らせる『幸齢者』にしてほしいものだ。